早いもので気が付けばもう3月である。今年は寒さが長引き、3月に入っても例年より寒い。そのためか梅の開花が遅れているようである。私はいつもこの時期、近所の庭々で梅の花が咲いているのを見、その香りを嗅ぐのを楽しみにしている。最近ようやくマンションの敷地内に植えてある紅梅が咲いた。物置の陰になっているところに生えている梅が最も早く咲いた。しかし、他のもっと日あたりの良さそうな場所の梅はまだまだ咲く気配がない。なかなか不思議である。 梅が好きな理由は、その香りである。なんとも良い香りだと思う。春の風に乗って漂うその香を嗅ぐと、冬が終わり春になったことを実感できる。少々年寄りじみているかも知れないが、また一年生きることが出来たと感じるのである。メジロなどが集まっているのを見るもの楽しい。その香りを好むのは人間の古来から培われてきた本能なのかも知れない。 明日からは暖かくなるようで、楽しみである。
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