Jul 13, 2010

民主党の後退

ポスト @ 0:15:27 | 日記

参議院選挙の結果は,民主党の大幅な後退で終わった。惨敗との表現もなされている。選挙による政権交代を新しい政治の始まりと期待されていたが,1年もたたないうちに元に戻ろうとしえいる。消費税についてはどの政党も口にしていても民主党が口にすると許されない。大きくそのことが報道され,問われていたことがどこかに飛んでいってしまったようだ。なんとなく「改革」のイメージをもったみんなの党がかつての民主党への支持を集めたように,一気に根拠もなく票を奪い取っていた。

しかし,民主党に代わっても,かつての利権にまみれた自民党政権と変わらない構図が見えてきていてとても嫌な感じを持っていた。選挙を政策ではなくテクニックで勝とうとする対応,各種の圧力団体の支持の奪い合い,理解できない金と政治の関係など, 民主党の中にも「利権顔」が見え隠れしていた。今回の後退は,そんな民主党への失望があったのではないだろうか。参議院と衆議院ではねじれを起こして,これからの国会運営が大変であると報道されている。このねじれは,ある意味制度として当然のことである。全く同じであれば,参議院は不要である。異なった意見がでてくるなかで,審議が尽くされ,調整されることによって,民意の反映に繋がる結果をえることができるはずである。このねじれは,各政党がそれぞれの独自の見解を際だたせるためにではなく,その違いを埋めてより良い結果を生み出す民主主義のコストとして国会運営を考えてもらいたいものだと思う。

有田さんが当選した。カルト問題に理解のある国会議員が生まれたことはとても力強い。しかし,有田さんの選挙活動の激しい妨害行為を繰り返していたあるカルト集団は,別の自民党議員の当選のために全国に指示をだして運動をしていた。その議員も当選している。ころころと首相を交替させるべきではない。菅さんの続投を支持する。

1 Comment

Re: 民主党の後退

昨年の衆議院選挙での民主党躍進はバブルであったと,今回の選挙で露呈されたようです。
ホトホト嫌気がさしていた長い自民党政権による政権運営に,これで光明が見えてきたか,と思っていたのに,雇用も障害者支援も普天間も何もまだ好転されようとしないまま,はかなく消えようとしているのは残念です。

民主党の,自民党と何ら変わりのない体質をかいま見せている原因は何か……
偏見をもっているかもしれませんが,労組主体の選挙のやり方にあると思います。

本来は,働く労働者の権利を守り,雇用者の独善を許さないための組合ではないでしょうか。
しかし実態はどうなのでしょう?
私の数少ない体験から見た労組は,汗水たらして働く労働者のための組合というよりも,まさに利権の主体となっている現実です。
数に弱いので,実質どのくらいの労働者が組合員となっているのかは知りませんが,かつての組合ほどの割合ではなく,それもつきあいで仕方なく組合費を払うだけ,という労組になっているのではないか,と思います。

それが選挙になると,俄然動員をかけて組織力を見せつける。
今回の民主党比例区で当選した面々,ほとんどが労組出身ではないですか。
私宅にも,公選ハガキや電話で労組推薦比例候補への票依頼がありました。
電話かけをするにしても,支援者はもちろん資金が必要です。
そんな組織も資金もない人が立候補しても,なかなか当選できないのは当たり前。

そんな中ですから,心配していた有田芳生さんの当選は本当に良かったと安堵しました。
鋭い現場感覚でどんどん民主党がひきずっている古い体質を看破していき,本当の市民感覚で政治を動かす原動力となってほしい。
ブログで発信されていくことを楽しみにしています。

かつて接触したことのある労組の幹部は,腕に太い金のブレスをし,時計もギンギンのブランドもの,勤務が終わっても自宅に帰ることはなく,必ず飲屋街でいっぱいやっている日常を誇らしげに語っていました。
当時民主党候補者であった河田が身につけていた時計よりもずっと高価なもの,乗っていた車よりもずっと高級車に乗っていた幹部も。
それがステイタスだなんて,あまりにも寒い……

こういう労働貴族(私の命名)をかかえる労組に気を遣っている民主党。
市民感覚とずれているとしか,言いようがありません。

From : 妻 @ 2010-07-13 10:23:47 編集

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